設定する目標そのものも大切ですが、達成には根性と決意だけでは足りません。どう目標を設定するかが、成功の要になります。
SMART による目標設定
SMART による目標設定は広く普及している戦略で、誰でも使えるテクニックです。設定する目標はすべて SMART であるべきです:specific(具体的)、measurable(測定可能)、actionable(行動につながる)、rewarding(やりがいがある)、そしてtime-specific(期限が明確)。
以下の例を見て、SMART の目標設定フレームワークを適用してみましょう。
目標:サッカーチームのリーダーになる。
Specific(具体的)

曖昧で不明瞭な目標ではうまくいきません。何を達成しようとしているのか、高度に具体的に特定しましょう。あなたのサッカーチームのリーダーシップはどのような体制ですか?この例では、具体的な目標としてキャプテンの役割を選びます。
Measurable(測定可能)
完了までの進捗を追跡するには、目標を測る方法を見つけることが大切です。良いチームリーダーになるために何を達成する必要があるかをブレインストーミングしましょう。オンライン講座の受講、すべての練習と試合への参加、リーダーシップ系の名誉協会への入会、イベントでのリーダーシップの発揮などが挙げられます。
Actionable(行動につながる)
目標には、明確で実践的なステップが必要です。時間、リソース、スキルレベルといった自分の能力と制約に合わせて、管理しやすい行動に分解しましょう。
Rewarding(やりがいがある)
目標を長期的な目的と一致させましょう。その目標が目的意識を与えてくれるかを自問してみてください。最終的には、この目標の達成がやりがいのあるもので、時間と労力をかける価値があるのかどうかを考えます。
Time-Specific(期限が明確)
プランの各段階に締め切りを設けた、明確なタイムラインを確立しましょう。定義されたタイムラインは、自分を律し、集中を保ち、一定期間内の目標に向けた前進を導いてくれます。
最終目標:毎週追加のトレーニングに参加し、フィジカルを向上させ、リーダーシップの技法を習得し、コーチやチームメイトから積極的にフィードバックを求めることで、サッカーチームのリーダーになります。
その他の目標設定テクニック
目標を書き出す
目標を書き出すことは、目標達成率の向上が科学的に実証されている方法です。多くの研究で、目標を書き出した人のほうが書き出していない人より成功率が高いことが分かっています。各目標を「私は〜します」という形で書き始め、行動とモチベーションを促す前向きな言葉を使いましょう。
心を動かし、モチベーションを高め、挑戦しがいのある目標を選ぶ
多くの時間、エネルギー、努力を何かに注ぐとき、ワクワクしていなければ、あっという間に勢いを失います。逆に、難しい目標の達成は大きなやりがいになり、学び、成長し、スキルを磨く後押しをしてくれます。
6つの W に答える
- Who: 目標には誰が関わりますか?
- What: 何を達成しようとしていますか?
- When: いつまでにこの目標を達成したいですか?
- Where: この目標はどこで実現しますか?
- Why: なぜこれがあなたにとって大切な目標なのですか?
- Which: どのリソースを使う必要がありますか?
プランを作る
時間と労力のかかる目標を達成する最良の方法は、ステップバイステップのプランを作ることです。大きく長期にわたる目標は、管理しやすい小さなタスクに分解し、各タスクにタイムラインを作って、目標日までに軌道に乗っているかを確認しましょう。
PACT メソッドを活用する

SMART 戦略と同じく、PACT はもう1つの目標設定テクニックで、Purposeful(目的に基づく)、Actionable(行動につながる)、Continuous(継続的)、Trackable(追跡可能)の頭文字です。PACT は他のテクニックよりもアウトプット重視で、継続的な進捗が求められる長期目標に最適です。
- Purposeful(目的に基づく): 目的のある目標とは、自分の価値観に基づいた目標のことです。
- Actionable(行動につながる): 先を考えすぎた計画や深追いをせず、毎日進捗を出します。
- Continuous(継続的): 進捗を続けている限り、行動は自由に実験して構いません。
- Trackable(追跡可能): 進捗を追跡すると軌道を保てるうえ、ここまで来れたことを振り返ることもできます。
目標設定プロセスを振り返る
どんなプロジェクトでもそうであるように、進捗を評価する時間を確保することが重要です。各目標の追跡状況を確認し、目標完了を妨げているブロッカーを特定しましょう。自己振り返りは改善に欠かせないプロセスです。目標を達成したら、何がうまくいき、何がうまくいかなかったのかを考え、その学びを今後の目標設定の戦略に活かしましょう。

